コラム

小学校受験はいつから準備すればいい?幼児教室に通わせるタイミングも解説

更新日:2024/03/11

小学校受験では、ペーパー試験や行動観察などのテストが行われます。さまざまなテストに順応できるよう、幼児教室に通わせる家庭も多いかと思います。
ただ小学校受験は、中学や高校と違って試験が独特です。そのため「いつ頃から準備すればいいの?」と、悩む方もいるのではないでしょうか。受験の準備は家庭の状況や子どもの能力によって異なりますが、ある程度の目安があります。
この記事では、小学校受験の準備を行う時期や幼児教室に通わせるタイミングを紹介します。加えて、受験対策で学ぶ内容や幼児教室に通わせた方がよい理由も解説するので、参考にしてみてください。

目次

何歳から幼児教室に通うべき?

幼児教室は、一般的に3~6歳(年少・年中・年長)の間に通わせるのがベストです。理由は受験に対応する能力を身に付けるには、最低でも1年は必要だからです。国内の専門会社が行った調査によれば、9割以上の家庭が年中の秋までには遅くとも始めています。
小学校受験は毎年10~11月頃に行われており、受験開始の2年前の年少の秋くらいから1年前の年中の秋の間に始めることが多いです。また子どもが以下の状態になったときも、幼児教室に通わせるタイミングです。

  • 大人が問題を出して積極的に答えるようになったとき
  • 本やおもちゃに集中できるようになったとき
  • 子ども自身が「勉強したい」といってきたとき

上記は子どもとコミュニケーションを取ることで、把握できます。
なお倍率が高い人気校や難関校を受験する場合は、2~3年の準備期間がほしいところ。さまざまなテストに対応できるよう、早めの行動がおすすめです。

小学校受験対策で学ぶこと

幼児教室では小学校の受験対策として、以下の3つを学べます。

  • ペーパー試験対策
  • 集団行動のトレーニング
  • 面接対策

上記の内容は家庭内だけでは習得が難しいため、幼児教室へ通わせることは必須です。

ペーパー試験対策

小学校受験のペーパー試験では、音声を聞いたあとにプリントを見て解答する形式がほとんどです。ペーパー試験でチェックされるのは、主に以下の5つです。

  • 記憶力
  • 観察力
  • 推測力
  • 思考力
  • 言語力

ペーパー試験対策では、指示の聞き取りや空間認識力、思考の柔軟性を養うカリキュラムが組まれています。
また鉛筆の持ち方などの基本的なことも学べるため、ペーパー試験に対応する力が身に付くでしょう。工作や絵画などに対応している幼児教室では、表現力も身に付きます

集団行動のトレーニング

幼児教室では、集団行動のトレーニングができます。小学校受験では以下の審査項目がありますが、幼児教室に通うことで対策が可能です。

  • 主体性をもって行動できるか
  • 団体行動が適しているか
  • 集団の中で協力しあって課題解決ができるか
  • 協調性はあるか

幼児教室では、集団の中で仲間と問題を解決する力や主体的に行動する力を学べます。
上記の項目が苦手な子どもでも実際に体験すると、次回から同じ場面になった時に、どのようにふるまえば良いかなどを学ぶことができます。

面接対策

幼児教室では、小学校受験での面接対策を行っています。実際に質問される内容はある程度決まっており、主に以下です。

  • 通っている幼稚園の名前
  • 自分の名前・年齢
  • 好きな遊び
  • 家でのお手伝いの内容
  • • 大きくなったら何になりたい

受験の中でも面接を重要視している学校は多いため、しっかりと対策をして本番に望みましょう。
なお小学校受験の面接は、子どもと一緒に親も行われます。幼児教室では親子での模擬面接や、自宅で取り組むべきことを指導してくれるので安心です。

なぜ塾や幼児教室に通った方がいいの?

子どもを塾や幼児教室に通わせた方がよい理由は、主に2つあります。

  • 受験情報を収集しやすい
  • 同じ目標を持つ子どもと関われる

上記2つは塾や幼児教室だからこそ学べることで、小学校受験をする上で重要なポイントとなります。

最新情報を収集しやすい

塾や幼児教室は、受験に関する最新情報を収集しやすい環境です。
小学校受験は、中学・高校受験と比べて受験事情が変動しやすいといわれています。個人で最新情報を集めるとなると、何度も志望校へ足を運ぶ可能性が出てきます。
また志望校合格への重要課題は何であるか、また我が子に向いている小学校が他にはあるかといった進路相談など、塾や幼児教室に通うメリットがあります。

同じ目標を持つ子どもと関われる

塾や幼児教室で同じ目標を持つ子どもと関わることは、大きな魅力です。同じ目標を持つ子どもと学習することで刺激を受け、子ども自身の意欲が高まる効果があります。
加えて周りの子どもの行動を見て真似をしたり一緒に行動したりすることで、対応力も身に付きます。仲間がいる環境では受験で必要な能力を習得できるため、重要な経験です。

まとめ

小学校受験は絵画制作や行動観察、面接などさまざまな試験があります。家庭内だけでスキルを身に付けることは難しく、塾や幼児教室で試験対策を行うことが必要です。
小学校受験で求められる能力は多いため、受験が始まる2年前、遅くとも1年前には塾や幼児教室に通うことがおすすめです。あとになって「もっと早くから通わせておくべきだった」と後悔しないよう、早めに行動しましょう。とはいえ、試験の内容などは受験する学校によって多少異なります。志望校の特徴を押さえた上で対策を行う塾や幼児教室を決め、準備することが重要です。

講師:柳

講師:柳澤

                   

監修:東京英才学院の幼児教室部門

幼児教室部門ではお子さまに「できる喜び」や「考える楽しみ」を感じてもらうことを大切にしています。ほめて子どもたちを認めてあげて「やればできるんだ」という気持ちになってもらえるよう心がけています。「これ違うよ」と否定するのでなく、「クルクル回してみよう」など、ヒントを与えながら授業を進めています。また、保護者の方へも、「しからない子育て」や受験の面接のやり方、進路相談などご助言しております。

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