年少児の前半は、具体物教材「考えるおもちゃ」を使用して、受験に頻出されるペーパー問題を噛み砕きながら学んでいきます。モノを使って学ぶことで、ペーパー問題のような抽象的な課題の基礎を理解することができます。

「できる喜び」「考える楽しみ」を感じてもらい、真の力を身につけます。子どもたちは、「できるところを見せたい」「ママに格好良いところを見せたい」という思いが強いと思いますので、子どもたちの長所を伸ばしながら、頑張った時は大いに褒め、短所をフォローしていくスタンスで授業に取り組んでいます。

年少児の1月よりペーパー問題、運動、絵画工作、巧緻性、生活習慣、口頭試問、行動観察などを学んでいきます。鉛筆を使って学ぶことで、正しい姿勢や集中力なども培われます。

行動観察の経験を積むことで、集団の中での自分の振る舞い方を学ぶことができます。5人のチームで物事を決める時、みんなの意見が異なったら「ジャンケンで決めようよ」など、どうすれば良いかを学ぶことができます。協調性や主体性を学んでいきます。

ペーパー問題では、記憶・図形・数・言語・常識など様々な課題に取り組んでいます。絵画では体験画や条件画、工作ではのり・はさみを使用、運動ではケンパーや平均台などを行います。また口頭試問では面接の練習として表現力などを培います。

私立、国立、都立含め頻出の巧緻性・生活習慣の課題は毎月テーマを決めて取り組みます。1月はかた結び、2月は蝶結び、3月はちぎりなどのように段階を踏みながら進んでいきます。そうすることで、ご家庭で日頃からお箸の持ち方など、どういった時期にどのようなことができていればよいかなどを把握することができます。

小学校受験は子どものテストだけでなく、親御様の学校への思いや家庭の方針などで合否が変わってきます。当学院では模擬親子面接や願書添削など保護者様と一体となり、取り組んでいます。

授業後に毎週保護者様への授業解説及び自宅での復習のやり方などの時間を設けております。講師陣と気軽に話ができる、風通しの良いアットホームな幼児教室です。

苦手分野のペーパーだけを補強するコースもご用意しております。「シーソーは得意なんだけど、四方観察は苦手」など、ピンポイントで学びたい時に、ご活用下さい。繰り返し同じ分野のペーパーに取り組むことで、各分野における効率的な解き方を学習し、且つその定着を図ることができます。